Pet Dog Training TIPS Vol.2
<2004>No.4
ボーナスボーン

 ボーナスボーンのアイデアは、私の子供が小学校に通っている時に保護者として体験したものから得ました。子供が良い子でいると「緑の紙」をもらえます。毎週金曜日になると先生がさまざまなギフトを用意し、子供達はその緑の紙を使って買い物ができるというしくみになっていました。

 私は今でも初級クラスでボーナスボーンを使っています。長年の間、さまざまに形を変えてきました。普通のボーナスボーンは、厚手の色紙を実際の骨型にきりとったものです。クラスの中で生徒が良い事をした時に渡します。例えば、デモンストレーションをみずから進んで見せてくれた場合、他の生徒に排泄用ビニールをあげた場合などです。生徒は骨型に切った紙の裏に名前を書き、それを教室の出口付近に置いた色付きの箱に入れて帰ります。そのコース最後の時に、くじのように名前が書かれたカードをひきあたった人には賞品をあげます。

 最近では骨型に紙を切るのも疲れるので、名前欄に線を引いて何度も使えるようにしています。生徒達にとっては骨型紙の裏に外国人の名前を見つけるもの楽しいようです。数年も前にひいた、まさにその骨型紙を再び引いた人もいます!あるセミナー会場の参加者は、犬のトレーニング界で有名な人物の名前が書かれた紙を引きました。その女性はその骨型紙をおみやげとして持って帰ることにしました。


2ファーズごほうび

 このアイデアは、カナダの著名なトレーナーでスーザン・ギャレットから得ました。誰かがクラスで何かボーンをあげたい良い事をしたら、2ファーズごほうびを渡します。そこには2人分の名前を書く欄があります。最初にもらった人は、クラスメイトが何か良いことをしているのを見つけ、この2ファーズごほうびを渡さなければいけません。紙に2人の名前が書き込まれた時点で、ボウルにその紙をいれると、2人ともごほうびがもらえます。自分が良い事をするだけでなく、他人が良い事をしている時も見つけごほうびをだすのです!


サプライズ

 中身が見えないように賞品を紙で包みます。これまでの例をご紹介します。

<魚釣りに行こう>

 骨型の代わりに、魚型に紙を切ります。スポーツ紙などに乗っている魚の写真や海の近くに行った時にポストカードを入手しておきます。青色の紙袋の中に賞品をいれ、袋の周りに魚の写真を貼り付けます。貝殻の写真も良いでしょう。ごほうびをもらう人が「魚釣りに行く」というアイデアです!

<お花摘み>

 デイジーのついたメモ帳を持っています。それを半分に切ると、ボーナスボーンにちょうど良いサイズになるのです。庭土色の茶色の紙袋を選びましょう。そこに園芸の本などからとった花の写真を貼り付け、中にそのボーナスボーンをいれておきます。ここから取れば「お花摘み」になりますね。

<犬を迎えましょう>

 私達犬好きは、なんらかの犬のデザインされた印刷物を持っているものです。これをボーナスボーンとして使います。紙袋には犬雑誌から切り抜いた犬の写真を貼り付けます。

<パックのリーダー>

 オオカミの写真をPCからダウンロードしプリントしたものを、茶色の紙袋に貼り付けます。私はモノクロプリンタを持っているので、目だけ黄色に塗ります。肉球型をしたメモ帳を持っているので、それをボーナスボーンとして使います。パック(袋)の中からオオカミを選ぶというアイデアです!


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